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サブ口座に向く国内FX口座

私が3年間で150万円を失ったとき、口座は1つでした。負けた直後に同じ口座で取り返そうとして、ロットを上げる。その繰り返しを止めたのは、手法ではなく「原資を別の口座に移す」という物理的な仕組みでした。この記事では、2つ目の口座を持つ3つの目的を分け、それぞれに向く国内口座を公式サイトの数字で整理します。

  • 原資の隔離に向く条件を満たす口座5社
  • 検証用(TradingViewから発注できる)2社
  • ロスカット水準が50%の口座4社
  • 公式サイトでの確認日2026-09-08

01サブ口座を持つ3つの目的

2つ目の口座は「乗り換え先」ではなく「役割の分担先」です。目的を決めずに開くと、結局どちらの口座でも同じ取引をして、資金が分散しただけになります。

  1. 原資の隔離。取引に使う口座と、増えた分や守る分を置く口座を分けます。負けた直後に上げられるロットの上限が、取引口座の残高で物理的に決まります。
  2. 検証用。新しいインジケーターや手法を、少額で試す口座です。本番の口座で試すと、検証のつもりが本気の取引に変わります。
  3. 長期保有用。数日から数週間持つポジションを、日々の取引と別の口座に置きます。含み損が短期の判断に影響しなくなります。

02国内9社の条件

サブ口座の選び方に効くのは、最小取引単位(少額で開けるか)、ロスカット水準(どこで止まるか)、TradingView発注(検証しやすいか)の3つです。

業者 最小取引単位 ロスカット TradingView発注
DMM FX 通常通貨ペアは1万通貨。ミニ通貨ペアは1,000通貨 10,000通貨 50%
GMOクリック証券 FXネオ 南アフリカランド/円・メキシコペソ/円は1万通貨 1,000通貨 50%
みんなのFX RUB/JPY・HUF/JPYを除く 1,000通貨 100%
外為どっとコム RUB/JPY・HUF/JPYは1万通貨 1,000通貨 100%
松井証券 FX 全通貨ペア1通貨から 1通貨 50%
SBI FXトレード 全通貨ペア1通貨から 1通貨 50%
OANDA証券(NYサーバー・fxTrade) ベーシック・プロコースともTradingView連携可 1通貨 100% 対応
OANDA証券(東京サーバー) TradingView連携は非対応(2026年2月時点) 1,000通貨 100%
サクソバンク証券 一部を除きほとんどの通貨ペアで1,000通貨から。TradingViewから発注可 1,000通貨 100% 対応

各社の条件は変更されることがあります。数値は公式サイトで確認した時点の目安で、最新は各社の公式サイトでご確認ください。(各社公式サイトで2026-09-08に確認)。ロスカット水準は業者によって選択・変更できる場合があり、既定または最低の値を載せています。

03目的で選ぶ

原資を隔離したい

少額で開けて、含み損が膨らむ前に止まる口座が向きます。1,000通貨以下で取引でき、ロスカット水準が100%なのはみんなのFX、外為どっとコム、OANDA証券(NYサーバー・fxTrade)、OANDA証券(東京サーバー)、サクソバンク証券です。守る側の口座は「使いにくい」くらいでちょうどよく、頻繁に触らないことが役割です。

検証用にしたい

TradingViewから直接発注できるOANDA証券(NYサーバー・fxTrade)、サクソバンク証券なら、インジケーターを表示したチャートでそのまま試せます。1通貨から入れる口座なら、検証のコストは数円から数十円です。

長期保有用にしたい

ロスカット水準が50%のDMM FX、GMOクリック証券 FXネオ、松井証券 FX、SBI FXトレードは、同じ資金なら100%の口座より値動きに耐えます。ただし、それは損失が大きくなるまで止まらないという意味でもあります。長期保有用の口座には、日々の取引口座より多めの証拠金を置き、証拠金維持率計算でロスカットまでの余裕を確かめてから持ってください。

3つの目的を1つの口座で兼ねるのは難しいので、まず1つ決めます。私の場合は「原資の隔離」でした。取引口座に置く金額を先に決めると、1回のトレードの数量はロット計算機で自動的に決まります。

04注意点

  • この記事は情報提供を目的としたもので、特定の口座や取引を推奨するものではありません。
  • 複数の口座を持つと、資金移動の手間と、口座ごとの取引ルールの違い(ロスカットの判定タイミング、スワップ、スプレッド)を管理する必要があります。
  • 最小取引単位・ロスカット水準・TradingView連携の条件は変更されることがあります。口座開設の前に、必ず各社の公式サイトでご確認ください。